三上延

江ノ島西浦写真館 感想

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江ノ島西浦写真館

 

ビブリアの人の新刊なんですね。全然発売に気づいていなかったです。12月に発売されていたなんて、うっかりでした。最近大好きな作家さんの新作が発売されていたことに気がつけていなことが多々あって悔しいです。どうやったら見逃さずにいられるんでしょう?これでも割と頑張って情報収集しているつもりなんですけどね。

 

ビブリア関連?

もしかしてこれってビブリアの登場人物と関係あるのかな?というところがあってちょっと気になりました。ビブリアファンとしてはうれしいですね。

 

 

物語としては全体的にあまり後読感がよくなくて残念でした。主人公の性格的な問題で共感できなくて感情移入できなかったのが一番辛かったですね。一気につまらなくなっちゃいました。物語のはじめのぞわりとするような不思議な感じがするっていう感覚は好きだったんですけどね。それ故に残念でした。私はやっぱりビブリアの方が好きですね。

 

※以下少しネタバレを含む感想です

 

1話目

1話目。ちょっと不思議な話?幽霊?タイムスリップ!?私の好きな感じの話かなとわくわくしながら、この先どうなるんだろうって思って読んでいたら、ふつうの話でした。ちょっと残念。いや、かなり残念。

 

 

2話目

2話目。はじめは主人公に好感持ててたんですが、ちょっと無理になってきました。この女の子に共感できないどころか、なんか嫌いになっちゃいました。そして話の内容も暗いし痛いしって感じで自分の苦手な感じになってきちゃいました。

 

 

3話目

3話目。そんなふうに推理で追い込まなくていいのに。なんか主人公がさらに苦手になってきました。主人公に感情移入ができない。でもちょっと最後にぞくっとする感じで終わりました。このままホラー展開になったらいいなぁ。ホラーじゃなくてそのまま単に××展開だったらつまらないなぁ。

 

 

4話目とエピローグ

4話目とエピローグ。えっこれで終わり???なんかいろいろ中途半端というかなんというか…なんて言っていいのやら。どの人間にも共感しづらいという感じでしたね。恋愛的にもどっちかでいいか、もしくは性別を変えておいたら、もやもやしなかったかなと。

 

 

全体的にあまり後読感がよくなくて残念でした。私はやっぱりビブリアの方が好きですね。