成田名璃子

不動産男子のワケあり物件 感想

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不動産男子のワケあり物件 (メディアワークス文庫)

 

不動産男子のワケあり物件【小説感想】不動産屋さん不信になりそうです。主人公が嘘ついちゃうっていう展開が自分としてはとても嫌です。そういうのはすぐ謝ろうよって感じです。うーん、ちょっとそこのとこがひっかかって読書を中断しようかと思いましたが、とりあえず最後まで読んでみてから感想を述べてもいいのかなと思いなおしました。折角手に取ってみた小説ですしね。

 

不動産屋さんが怖い

どうしよう。不動産屋さん皆がいやらしくて怖い人に見えてきました。じゃがいもとか、ぶち込むとか怖いよー。アテ、ナカ、キメ、まぁそれがテクニックて言われればそうかもしれませんが、なんか切ないです、ブラックです。やっぱり主人公みたいに親身になってお部屋探しを手伝ってもらいたいです。

 

 

最後まで読んでみると、途中感動する話があったりとなかなかよかったです。ただ最後まで社長のことは好きになれませんでしたけどね(笑)でも続編が出たら読みたいです。

 

※以下少しネタバレを含む感想です。

 

最初は実は最後はみんないい人展開なのかな?ってちょっぴり期待しながら1話目まで読んだんですが、なんかこちらが勝手に思い描いていた終着地点と違いましたね。ちょっと社長がゲスすぎてびっくりしました。実は彼はすごくいい人で、全部は彼が仕組んで皆で芝居して主人公の入社試験をしているんだろうなと思っていたんですが、違っていました。残念。そして彼は改心してくれるんでしょうか?