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僕のワンダフルライフ【映画感想】少しだけネタバレあり。犬の目線で語る感動の物語

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僕のワンダフル・ライフ (字幕版)

 

久しぶりに試写会が当選しました。最近の結果が落選続きなのではなく、そもそもの試写会の募集がなかったんですよね。なんででしょう?もう少し遠くの映画館では結構、試写会の募集があったんですけど、家から1番近い映画館では試写会の募集すらなかったんですよ。そんなわけで3月のシング(詳しい感想はこちらから■SINGシング映画【吹替版】感想。歌も日本語だったよ。)以来の久しぶりの映画です。約半年ぶりですね。そんなわけで「僕のワンダフルライフ」の映画を見てきました。

 

素敵な邦題

日本の題名のワンダフルライフって犬(わんこ)とかけて言葉遊びしてあるのかなと思って原題を調べてみました。「A DOG’S PURPOSE」犬の目的と訳していいんでしょうか?ということで日本語は素敵に訳してあるんですね。たまに全然関係ない訳になってたりするとびっくりしますよね。でも今回の映画は内容はそんなに「ワンダフル」でもなかったかもですけどね。どちらかというと楽しいというよりは、切なさを含む感動系で涙する物語でした。でもたまに動物的な習性で笑わせてくれる箇所があって和みます。

 

 

あらすじ

試写会の時って司会者さんがあらすじを語ることが多いんです。どの映画がおもしろそうかなって、どの映画をみようかなと探す時はあらすじを参考にしますが、この映画を絶対見るって思って映画館に来ているので、そういう時はあらすじは聞きたくないんですよね。ネタバレじゃないですけど、大まかなストーリーも知りたくない派です。純粋に次はどんな話の展開になるんだろうって楽しみたいのです。そんなわけで今回も耳をふさいでみました(笑)

 

 

吹き替え版とわんこたち

日本語吹き替え版でしたが、本職の声優さんだった(と思う)ので安心して、物語に集中できました。それにしても、わんこたちがすごいです。役者さんで芸達者な犬たちなんだなぁってそこに感心しちゃいました。昔「ベートーベーン」という犬の映画があったんですが、かなりの数の犬を撮影に使ったんだよ、と聞いてびっくりしたことがあります。ずっと同じ1匹のわんこが1匹を演じているのかと思っていたので、衝撃的でした。動物を使う撮影って大変なんですね。今回は何匹のわんちゃんたちが活躍したんでしょうか。

 

※以下少しだけネタバレを含む感想なのでご注意下さい

 

 

物語の構成が惜しい!!

感動するストーリーで涙するんですが、正直、途中の2、3エピソードはいらなかったんじゃないかなと思いました。もしどうしてもそのエピソードを入れたかったのなら、オムニバス形式にして、なにかしら、ほんのちょこっとでもメインストーリーと関係あるよってした方が絶対によかったのに残念です。それか最後に出してくるとか、なにか捻りや繋がりがないと、あの物語ってなんだったんだろう?ただの時間稼ぎ?って思ってしまいましたし、私の涙を返して!!って感じでした。自分が脚本家や小説家だったら絶対そういう演出をいれるんだけどなと思ってしまいました。感動も大事ですけど、よく練られたストーリー展開だなっていう物語の方が私は好きです。たとえご都合主義で現実は、そううまく行かないよってことでも、物語の中では綺麗にまとまっていて欲しいものです。

 

 

そしてお父さんがあんなことになっちゃったのは、イーサン(息子少年)とベイリー(犬)の所為だったらと思うと、お父さんがかわいそう!!と、お父さんの方に感情移入して同情してしまいました(笑)もっと人間目線で人間の絆なんかをメインで語っていたら、もっとこういうところも掘り下げられたんだろうなと思いました。最後にはカルロスとかも幸せになって登場して欲しかったなぁと思いました。実は彼も近くに住んでいてみんなと交流する場面とか、幸せなオチが欲しかったです。