上遠野浩平

事件シリーズ6巻 無傷姫事件 感想

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無傷姫事件 injustice of innocent princess (講談社ノベルス)

 

 待ちに待っていた上遠野浩平さんの事件シリーズの最新刊、無傷姫事件。事件シリーズ6冊目ですね。今回は1国の成り立ちから終わりまでのお話でした。おも しろかったです。そうきたかって感じですね。

 

今までのおさらいはこちらから

事件シリーズ4巻 禁涙境事件 感想

事件シリーズ5巻 残酷号事件 感想

 

いつものメンバー

いつものメンバー、EDやレーゼ・リスカッセさん、風の騎士ヒースロゥはあまり活躍していませんが、よかった です。どこかで聞いたことがある名前が!!って思う場面が多々ありました。思い出せていない人もいますが(笑)オリセ・クォルトとかリ・カーズとか懐かし い。確か紫骸事件でしたよね。

 

※以下少しだけネタバレを含む感想です

 

 

戦地調停士や七海連合の成り立ちとか、界面干渉学のことにも触れられていてよかったです。内容的には、またまた考えさせられちゃう内容がてんこ盛りでした。事件シリーズの短編集も楽しみですね。それと本の最後にNext Issue「奇帝国事件」って書いてあったのでそちらもすごく楽しみです。今度はどれぐらい待っていればいいんでしょうか。さすがに7年とかじゃないですよね?おもしろくて大好きなシリーズなので、何年でも待ちますけどね。