汀こるもの

レベル少女4巻 レベル96少女、不穏な夏休み 感想

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レベル96少女、不穏な夏休み (講談社ノベルス)

 

レベル少女シリーズ(そんな名前なのかはわかりませんが)4冊目です。確実に市子ちゃんのレベルが下がってきています(笑)これは彼女が魔法少女から人間に近づいているという証なんでしょうか?ってあとまだ90作以上あったらうれしいですけどね。

今までのおさらいと5巻以降の感想はこちらから
レベル少女3巻 もしかして彼女はレベル97 感想
レベル少女5巻 レベル95少女の試練と挫折 感想

今回はほのぼのほろり系

今回はあまり妖怪妖怪大戦争していませんね。だんだんとそういう意味ではパワーダウンしているかなと思いますが、このシリーズも好きです。1冊目のあの衝撃が忘れられません。あの、はちゃめちゃぶりが好きでした。雀ちゃんとタナトスシリーズのあの人がでる話も好きでした(2冊目か3冊目か忘れましたが)

※以下ネタバレを含まない程度の感想です。

 

今回のレベル96少女の話は妖怪や市子ちゃんのお話というよりは、どちらかというと芹香ちゃんと出屋敷先生ががんばっているお話でしたね。特に出屋敷先生の過去とか辛かったです。彼にこんな切ない生い立ちがあったとは驚きです。タナトスシリーズで見る出屋敷先生って絶対、変人で危ないおじさんだと思っていました(笑)ごめんなさい。こちらのシリーズではとてもいいお父さんをしているカサンドラさんです。

 

出屋敷先生カサンドラ万歳

久しぶりにタナトスシリーズも読み返してみたくなりました。出屋敷大雅先生を追う形で読みたいですね(笑)特に霊能関係の話題の時に注視したいです。タナトスシリーズではただの戯言を言っている危ない人っていう印象でしたが、こちらを読むとガチなんだなと理解できるようになりました。

 

「溺れる犬は棒で叩け」の時の彼が最高にいっちゃってた記憶があるので(笑)その話も読み返したいですね。それにしても、この題名って怖いですよね。初めて見た時はぎょっとしましたよ。中国の故事とかことわざでしたっけ???

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