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憧れの作家は人間じゃありませんでした 感想

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憧れの作家は人間じゃありませんでした (角川文庫)

 

澤村御影さんという方は初めて読む作家さんの小説です。峰守ひろかずさんの六道先生の原稿は順調に遅れていますシリーズみたいに、作家さんが人外さんという感じがしますね。注意事項を見る限り、妖怪さんではなく吸血鬼さんな気がしますね。あらすじは読んでいないので、これからどんな展開になるのかとても楽しみです。

 

憧れの作家は人間じゃありませんでした 感想

榎田ユウリさんお妖琦庵夜話の要素も入ってましたね。人外さんたちが起こす事件を解決する警察内部の部署があるという設定が同じですね。そして吸血鬼である御崎禅さんという小説家さんが事件をとくお話でした。

 

※以下、少しだけネタバレを含む感想です

 

おおむね、軽くておもしろい感じで読みやすい小説でした。主人公もいいですし、周りの人たちもいい感じですして、お話もテンポもよかったです。ただ、自分が知っている映画の話が出てきた時は、わかりやすくていいのですが、知らない映画の話をされるとちんぷんかんぷんになってしまうので、どうかなと思っちゃいましたね。そこが残念でした。あと物語的に最後は主人公が実は××だとという展開だと思ていったら、特に何もなかったですね。この物語はどう決着をつけるんでしょうか?ずるずると引っ張るタイプの物語なんでしょうか?