津守時生

三千世界の鴉を殺し SEQUEL1巻 感想

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三千世界の鴉を殺し SEQUEL(1) (ウィングス文庫)

 

今回の三千世界の鴉を殺し SEQUEL(シークエル)1巻の小説は題名から察するに、三千世界の鴉を殺しの番外編集って感じですかね。小説の内容は、応募者全員サービスやCD特典ということで楽しんで読めそうな感じですね。

 

ほのぼのわいわいお馬鹿なノリで騒ぐ系かな?と予想しています。個人的にはライラとカジャの小旅行がとても気になります。どういう経緯でそうなったんでしょうか?2人の関係は?

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三千世界の鴉を殺し SEQUEL1巻 感想 

私の記憶の中で三千世界の鴉を殺しの本編が完結したなんて記憶がないんですよね。裏表紙のあらすじに、本篇完結後を描くアフター・ストーリー集って書いてあるんですよね。私の記憶か、はたまた認識がおかしいんでしょうか?ん?21巻を読み直おうそうかなと思って、この本のあとがきの最初だけを見てみたら、やっぱりまだ三千世界の鴉を殺しは完結していませんでした(笑)

 

よかった!!私の記憶がおかしくなったんじゃなくて安心しました。でもどうせなら本編が完結してから、この本を出して欲しかったなぁと思わずにはいられませんね!!とてもびっくりしましたよ。

※以下、少しだけネタバレを含む感想です

 

全体的な感想

おもしろかったです。本編の緊迫した空気と違って、男たちが馬鹿やってふざけて楽しくしているという感じがよかったです。平和ですね。表紙には1巻と書いてあるんで短編集の2巻も出るんですよね?期待しています。

 

のほほんと日常のドタバタギャグコメディーだとなんか安心して読めますね。やっぱりこういう内容は本編とは別に安心して読みたいですね。

 

表紙ををめくった時の感想

まさかの巻頭扉のイラストがライラとカジャだったのにびっくりしました。ってもうちょっとカジャを大きく書いてあげて!!このイラストから想像すると2人の旅行は南の島とか海なんでしょうね。楽しみです。っていうか2人の旅行ってどんなのかとっても楽しみです。そもそも2人きりなんでしょうか?それとも他にも誰かいるの?

 

ハートのエースが出てこない

ルシファとサラディンが思い出に振り返るんですが、そんなシーンありましたっけ?メサイアって誰?心臓?20万人?すごいネタバレなんじゃないでしょうか?それとも私がそんな重大な事件を忘れているだけでしょうか?

 

そして久しぶりにそういう路線でしたね。カジャが大好きなので、彼の出演がうれしかったです。内容もよかったです。ルシファードとサラディンとカジャと3人で仲良くしてる姿を見るのが一番好きですね。そしてルシファにワルターやマルチェロ以外の男友達もいたんですね。

 

基地最期の一般解放日

合併するの?有料の総合案内ディスクの特典いいですね(笑)サラディンとヨーヨーって想像すると結構シュールで笑えますね。カジャの共食い綿あめ姿はかわいくて癒されます。怒りんぼで威張りんぼな姿で綿菓子をほお張っているんだと思う余計に愛らしさが増しますね。微笑ましいです。それにしてもサイコドクターたちは仲良しですね。

 

地獄の特訓十日間

筋肉だるまさんの扱い方が雑だなぁと思いつつ楽しかったですドクターサイコさんたちはにはそれぞれおいしい見せ場シーンがあってよかったです。これぐらいなギャグコメディータッチは安心して見られていいですね。

 

そして結構ルシファードはサラディンに対して非道で鬼畜ですね。そして大人な対応をしてくれるサラディンでよかったですね。実はこういうい人が一番怖いのかもしれませんけどね(笑)

 

本編終了後もルシファードとサラディンとカジャが一緒にいられるようなのでうれしいです。そして今後も展開されるであろう彼らのやりとりが楽しみですね。彼らのいるところ騒動ありですね。やっぱりサイコドクターズは一緒にいて、仲良く怖いことを企んでいなきゃですね。

 

常夏のリゾートににて

この番外編が出る前から楽しみにしていたライラとカジャの小旅行のお話ですね。いつの間に2人はそんな関係になっていたの!?仲良くお手てつないで散歩だと!?ちょっと意外でしたね。

 

ただの友達関係だと思っていたので衝撃的な事実ですね。でも意外に素敵な組み合わせのような気がしますね。騎士(ライラ)と守られるお姫様(カジャ)ですね。ルシファードに好意を寄せる片思いなカジャも好きなんですけどね。

 

そしてライラは一応、カジャに対して敬語なんですね。でもカジャって呼び捨てにしてますね。そこはちょっと何げにびっくりでポイント高いです。

 

そしてあれ?今回は勝手にライラとカジャの楽しいバカンスの内容が読めると思ったのに全然違う内容でしたね。2人が普段どんな会話をしているのかが気になっていたので残念です。さらに恋人?関係での会話ももっと気になります。

 

カジャとライラの濃密な旅行のお話だと思っていたのに、普通にルシフファードが主人公でしたね。ちょっぴり残念でしたが、いつも通りのルシファでおもしろかったです。漁師のまねごとをするルシファード、サラディンとカジャの言葉だけの表現がなんかシュールでおもしろかったです。戦闘機の教官?指導教官?食糧確保?あいつは何しに行ってったんだ!?っていう困惑気味な雰囲気が楽しかったです。

 

本編も番外編も楽しみ

今回の番外編には憲兵隊長さんの出番はなかったですね。彼の登場が遅かったから、おまけにはなっていないということなんでしょうか?ミツガシラマコトくんも出ていませんでしたね。次回に期待です。

 

でも今回は久しぶりにワルター・シュミットさんが見れましたね。というわけで三千世界の鴉を殺しSEQUEL2巻も楽しみしています。という前に三千世界の鴉を殺しの本編の完結を読みたいですね。