峰守ひろかず

こぐちさんと僕のビブリアファイト部活動日誌2巻 感想

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

ビブリア古書堂の事件手帖スピンオフ こぐちさんと僕のビブリアファイト部活動日誌2 (電撃文庫)

 

ビブリア古書堂の事件手帖スピンオフの第2弾です。学校の部活みたいなので自分のお薦め本を紹介する本でしたよね?とちょっと内容を忘れています。まさか続編が出るなんて思っていなかったのでうれしいです。

 

2巻ではどんな本が紹介されるんでしょうか?自分が読んだことある本が紹介されているとうれしいですよね。知らない本なら本で、読んでみようかなと思えるのも、この小説のいいところですよね。ほんわかな温かい雰囲気のイラストもかわいいです。

今までのおさらいはこちらから
こぐちさんと僕のビブリアファイト部活動日誌 感想【ビブリア古書堂の事件手帖スピンオフ】

こぐちさんと僕のビブリアファイト部活動日誌2巻 感想

今回は本の紹介のビブリアファイトメインのお話ではなく、前河響平くんと卯野こぐちさんとの恋愛話や、成長といった少年少女の青春な感じがメインのお話でした。彼らの人間的な成長部分がみてとれたような気がします。

 

大好きな本に優劣をつける必要なんてないですからね。おもしろい本を読めばいいですし、おもしろいおもしろくないの判断って人によっとそれぞれですからね。ベストセラーって言ってお勧めされている本でも自分にはおもしろくなかったりすることがありますもんね。そして自分の感性っておかしいんだろうかと落ち込んでしまうこともあります。

 

あと友達に何かおもしろい本を薦めて欲しいと言われたので、その人が普段読むジャンルから厳選してお薦めしたのに、これあんまりおもしろくなかったと言われてショックを受けたこともあります。それ以来、あんまり他人の自分の好きな小説を薦めることは控えています。

 

この前はすごくおもしろい小説に出会えたから紹介したのに、絵が好みじゃないと言われて却下されました。小説なので表紙しかイラストはないんですけどね…私の心が傷つきました。

 ※以下、少しだけネタバレを含む感想です

 

文字のサイズが小さい気がして読みづらいです。今ちょっと目の調子があまりよくなくて、普段のようにコンタクトではなく眼鏡をかけています。眼鏡で本を読むとすごく目が疲れるんでしょね。

 

ただでさえ目が疲れているのに、文字サイズが小さいのは余計に目を酷使させててしまいます。目の調子がよくなるまで、他の小説を読んだ方がいいのかなと、出だし数ページを読んで考えてしまいました。

 

篠川文香ちゃんと新キャラさん

こんなところで栞子さんの妹の文香ちゃんが登場です。ポニーテールだったことに驚きです。勝手に彼女は元気溌剌なイメージから髪型はショートカットだと思い込んでいました。新キャラの天塚のどかさん、最初怖そうな人かと思いましたが、かわいい人でした。そしてまさかの三角関係!?どうする前河くん。

 

ビブリアファイト

そもそもどっちの本が読みたいかと争うのは不毛な気がしますよね。大好きな本のことで争わないで欲しいです。己が好きな本、読みたい本を読めばいいんだよって思っちゃいますね。好きなようにすればいいんですよ。

 

トムは真夜中の庭で

「トムは真夜中の庭で」という本は私も主人公同様知りません。栞子さんにびっくりされるんでしょうか。栞子さん、オチまでは言わないでね。ミステリ要素とファンタジー要素があっておもしろそうです。私もこれから読んでみようと思います。

 

このお話はビブリアの語り部の五浦大輔さんが入院しているあたりの出来事なんですね。千倉くんがいい子と見せかけ、怖い子だったらどうしよう。こぐちさんにちくったのも彼だったらどうしましょう。ってライバル出現!!

 

ブギーポップは笑わない

やっと私が読んだことある本が出てきました。そして一応ちゃんとお話も覚えている!!ということはこぐちさんが選ぶ本じゃなくて前河くんが選ぶ本なんでしょうね。私は今のところ発売されているブギーポップシリーズは全部読んでいますし、上遠野浩平さんの他の小説も読んでいるので、今回のネタ的な話は理解できて楽しかったです。

 

ですが全く読んだことのない人に統和機構やらなんやらの話をされても全然楽しくないと思いますよ。って響平くんはシリーズ物の1冊しか読んでないのにこの本を紹介するんですね。

 

早紀ちゃんの行動力がありがたいですね。私もこぐちさんや響平くんタイプなので、連れまわしてくれるちょっと強引なぐらいな人がまわりにいると安心します。ナルニア国物語も読んだことがないんですよね。いつか挑戦してみたいです。ビブリア古書堂の外見ってこうなっているんですね。割と古風な日本家屋だったんですね。挿絵があって驚きました。