佐藤青南

行動心理捜査官・楯岡絵麻7巻 セブンス・サイン 感想

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セブンス・サイン 行動心理捜査官・楯岡絵麻 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

 

心理学を駆使して、犯人を自供させる刑事さんの物語です。ドラマ化もされて私的には大満足です。そんな行動心理捜査官・楯岡絵麻シリーズももう7作目なんですね。今回はどんなお話なんでしょうか。楽しみです。

今までのおさらいはこちらから
行動心理捜査官・楯岡絵麻1巻 サイレント・ヴォイス 感想
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行動心理捜査官・楯岡絵麻6巻 ヴィジュアル・クリフ 感想

行動心理捜査官・楯岡絵麻7巻 セブンス・サイン 感想

今回は宗教団体のお話でした。とても読みやくて、おもしろかったです。犯罪心理分析班・八木小春シリーズ小説で活躍中の塚本拓海さんがまた登場しましたね。さらにあちらの作品の宣伝までしていたので、今後あちらのシリーズでも楯岡絵麻さんの活躍はあるんでしょうか?犯罪心理分析班2巻・八木小春 アイアンウルフの箱の発売も決定したので、そちらのシリーズの続編も楽しみです。

※以下、少しだけネタバレを含む感想です

 

カラーバス効果はその名称は聞いたことはなかったですが、その現象は知っていました。気付けるかどうかっていう自分が意識できたかどうかの違いかなって思うんですがどうなんでしょうか?それで何か幸せを引き寄せられたりするものなんでしょうか?っていうか心理学であって超能力ではないのでそんな力はないんでしょうか?気になります。

 

カラーバス効果?

即身仏にするには漆を飲むって初めて知ってびっくりしました。さらにこの小説を読んだ日に見たテレビ番組でも、即身仏になるためには漆を飲むって言っていて、びっくりしました。すごい偶然というか、これこそ心理学のカラーバス効果なんでしょうか?って違う気もしますが(笑)

 

でもよくこういうことってある気がします。久しぶりに聞いた事柄なのに、同じ日に小説やテレビで2度も出てきたりするんですよね。または読んだ小説立て続けに同じ用語ばかり出てきたりと、不思議です。それこそ神のお導き?なんて言ってると騙されやすい人みたいですが、やっぱり人って偶然に運命を感じちゃいますよね。

 

チームワーク

今回もスピーディーにお話が進んで読みやすかったです。そして西野くん!?えっそうなっちゃうの!?いいの?喜ばしいことではあるんですが、絵麻先輩はいいの?そして今回割りと筒井さんがいい人になってきた感じがしましたね。2人組みとよりは4人のチームという感じもいいのかもしれません。チームワークとして機能し始めてきたんでしょうか?

 

ということで行動心理捜査官・楯岡絵麻の続きも楽しみです。犯罪心理分析班チームとの対抗とか共闘とかあるともっと楽しそうですね。そういえば冒頭の女性は何かやらかしちゃう雰囲気があったんですけど特に何も起こらなかったですね。次回何かあるんでしょうか?