読書記録+本の感想

封殺鬼 鬼族狩り 感想

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鬼族狩り―封殺鬼選集

 

おもしろかったです。おもしろい小説って何年経ってから読んでもおもしろいんですね。この本はオリジナルバージョンの加筆修正版なんですが、オリジナルは1993年だそうです。それでも今読んでもおもしろい!!やっぱりおもしろいものって何年経っても、いつ読んでも不変でおもしろいんだなぁと実感しました。

 

時代や世代を超えてもおもしろい

時代で気になるのは公衆電話でやりとりしているところぐらいしかないんですから、すごい。そして別に公衆電話で連絡しようがスマホで連絡とろうが物語り的には些細なことなんですよね。大筋がしっかりしていれば問題ないってことなんですね。小説のおもしろさはそういうとこじゃないんですよね。心躍るわくわく感とか続きが気になってどきどきするとか、手に汗握る感じとか。和気藹々とした雰囲気とか。そんな楽しさがこの物語には詰まっています。

 

※以下少しだけネタバレを含む感想です

 

そしてこのお話、すんごく私好みなんです。異能バトルですね。陰陽師ですね。鬼ですね。以前友達におすすめされていたんですがなかなか読む機会がなくて、本当にごめんなさい。私の好みをおさえておすすめしてくれていたのねーーー。なかなか読めなくてごめんよー。もっとはやく読めばよかったよ。一緒に語りあいたかったよ。

 

で、今から1993年版のオリジナル版って手に入るんでしょうか?しかも意外に冊数出ているみたいなんで集められるかな。ルルル文庫で新章も始まっているそうなんでこちらも楽しみ。こちらはすぐ入手できると思うんですけどね。うーんどうせならちゃんとはじめから読みたいですしね。ルルル版のイラストはカズキヨネさんなんですね。美しくて好きです。これまた楽しみが増えました。

 

 

そしてごめんなさい。ずっと作者さんは「キリシマ」さんだと思い込んでいましたよ。「霧」と「霜」…「萩」と「荻」もよく間違えちゃいます…

 

 

能力物のおすすめ小説といえばハイスクールオーラバスター

異能能力バトルといえばこちらも大好きでおすすめです。ハイスクールオーラバスターシリーズ。友達におすすめされてはまったんですよね。読み始めたときは彩ちゃんより幼かったんですけどねぇ、今では忍さんより年上になっちゃいましたよ。今でも続いているらしいんですけど、アーケーディア、茨姫ぐらいまでがおもしろかったです。ちょうどイラストレーターさんがかわったあたりですかね。その先はちょっと…文章が…

 

 

漫画バージョンもあるのでそちらもおすすめです。もちろん全巻持っています。懐かしいなぁ。希沙良と冴子が好きだったんですが、今読むとまた違うキャラが気になったりするのかなぁ。