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シュタインズゲート小説版3巻 境界面上のシュタインズゲート Rebirth 感想

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STEINS;GATE3  境界面上のシュタインズ・ゲート:Rebirth (角川スニーカー文庫)

 

やっとシュタインズゲートのアニメも見終わったので、これでこころおきなく小説版読書の再開です。アニメもすごくおもしろかったですが、この小説もすごくおもしろくって一気に読んじゃいました。400ページ以上あるのにそんなことは感じさせない魅力に満ち溢れていました。

 

アニメと今までのおさらいと4巻以降の感想はこちらから

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謎解きが痛快でおもしろい

本当にあっという間に読み終わってしまいました。もっとゆっくりじっくり味わいたいけど続きも気になる!!って感じですごく楽しい読書時間でした。謎とか秘密が整合性がきちんととれて解き明かされていく様子が痛快でした。シュタインズゲートは納得できる物語でとても好きです。

 

 

タイムリープ

タイムリープやタイムスリップという頭がこんがらがっちゃいそうな事象をわかりやすくしかもおもしろく、こんな大変な題材をよく小説として書き起こせるなと感心しながら読みました。しかも岡部倫太郎視点ではなく牧瀬紅莉栖ちゃん視点で描けるんですもの。すごいのひとことにつきます。内容も納得いくSFですごく楽しかったです。アニメの裏側に実はこんなことが!!とか楽しかったです。これは牧瀬紅莉栖ちゃん視点でしか描けないことですね。アニメでは語られなかった牧瀬紅莉栖ちゃんとお父さんの真実がいろいろあってびっくりしました。

 

※以下少しだけネタバレを含む感想です

 

小説版だとルカくんとかフェイリスとか桐生さんのDメール削除による奮闘シーンは全く描かれていなかったです。って描かれていてもちょっと読むのも大変ですしね。省いてくれてよかったと思います。あくまでもこれは牧瀬紅莉栖ちゃん主人公っていうことで。あとアニメと違うのはフェイリスちゃんの本名判明や橋田くんの奥さん判明でしたね。ゲーム欲しいなぁ。全体的な世界観の謎も気になりますし、他のキャラ攻略はどんな感じに仕上がっているのかすごく気になります。個人的にはまゆしぃとルカ子ちゃんルートが気になります。ゲーム、廉価版が出ないかなぁ。

 

 

それにしても何度もタイムリープするって気が狂いそうですよね。登場人物たちはまた同じ話を何度も主人公にしてくるのだし、主人公も何度も同じことを言わなきゃいけないし、何度目かも分からなくなるし、同じことに繰り返し(でも微妙に違う感じ)で、うんざりしそうです。もうその話さっき聞いたよとか言っちゃいそうですよね。

 

 

段々目的も忘れてしまいそうですよね。確固たる意志を貫くのが大変そうです。そして段々と現実味が薄れていきそう。失敗してもまたやりなおせばいいやみたいな。何度もやり直せるのはいいことのような気もしますが、案外悪いことなのかもしれませんね。だから1度きりの人生を悔いなくって言えるのかもしれません。

 

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