井上真偽

聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた2巻 感想

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聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた (講談社ノベルス)

 

まず今回は表紙がとてもキラキラしています。豪華です。でもそこに書いてある文字が反射して読みづらいです(笑)まぁ表紙や裏表紙だけで中身は大丈夫なんですけどね。あらすじとか本の紹介とか一言が読みにくい。ちょっとびっくりしました。

 

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その可能性はすでに考えた 感想

 

今回もとてもおもしろかったです。もうネタバレがもったいないレベルなので私は何も語らないからぜひ読んでみてって感じですね(笑)だとちょっとあれなんでネタバレしない程度にちょっとだけ感想を。奇蹟を証明したい青髪探偵・上苙丞(うえおろじょう)さんのお話です。前巻のドウニくんのスペックがすごすぎて他の事をすっかり忘れていました(笑)

 

 

聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた2巻

 

この小説の中にでてくる何気ない一言や描写にもすべてに意味があってびっくりします。すごいです。感心します。よくこんなこと思いつくなって感じです。すごくおもしろかったです。漫画チックなネタ的な軽い気持ちで読むことをおすすめします。本格派だと思うとちょっとびっくりすると思いますので(笑)キャラがおもしろいなぁ、発想も斜め上だなぁって感じで読むとすごく楽しいですよ。

 

 

前半は探偵の元弟子の八ツ星(やつほし)れんくんが大活躍。なんで「元」なのかの話っていつか描かれるのでしょうか?楽しみにしています。そして第1部の終わりがすごくてびっくりします!!えっ?ちょっとどうなるの?どうするの?本当なの?って感じで第2部に突入します。そして最後まで飽きさせない話の展開でおもしろかったです。途中なぜか逆転裁判の「意義あり!!」で悔しそうにしているみつるぎ検事の顔が浮かんできちゃいましたが(笑)