向井湘吾

お任せ!数学屋さん3巻 感想

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お任せ! 数学屋さん3

 

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恋のライバル現る!?

恋のライバル現る!?なのか?というか遥ちゃんは主人公の座すら危ないのでは!?というちょっと新キャラに遥ちゃんの地位がおびやかされたんじゃないかという3巻でした。今回は数学以外でもやもやしちゃう感じがマイナスでした。過去の重い話を書くなら書いてもいいけど、嫌な子な演出はやめて欲しかったなぁ。読んでいてイライラしちゃいましたもん。もっとさわやかな感じで演出して欲しかったなぁ。

 

 

数学自体は楽しい

ベイズの定理とか占いとかまたまた感心して読めて数学的には楽しかったです。私にも横でつきっきりで数学をわりやすく納得できるまで教えてくれる宙(そら)くんが欲しいと切実に思いました(笑)一家に一台宙くんを!!

 

※以下少しだけネタバレを含む感想です

 

今回はわりと重たい話でした。読んでる途中からきっとこうなるんだろうなと思っていたので切なかったです。それでもピュアで青春でよかったんですけどね。翔くんもそうかなと思っていたので自分の予想はあたっていましたけど、人の感情って難しい。

 

 

1巻で気になっていた宙くんの服装ですが、自分の予想とは違う答えでした。自分の予想よりは直接的に痛くなくてよかったかという感じではありますが、3巻は辛い話が多かった印象です。遥ちゃんが嫉妬しちゃうだろうなという感じも、読者は明日菜の心理が理解できていたからよかったですけど、何も知らない遥ちゃんの心を思うと辛かったです。

 

 

これで完結なのかな?高校生編とか出ないかなぁ~。もっともっと愉快で楽しく仲間とすかっと爽快で狐につままれたようにあっという間に難題を解決しちゃう数学屋さんが読みたいです!!もしくは仲間と悩みながらも難題に取り組む姿とか見たいですね。期待して待っています。