小林泰三

人外サーカス 感想

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人外サーカス

 

以前に読んだ小林泰三さんの「失われた過去と未来の犯罪」がとてもおもしろかったんですね。その後、小林泰三さんの小説を読み漁ろうとしていたのに、結局、読めないまま今日まで来てしまいました。しかも普通にお名前の「泰三」さんは、「たいぞう」さんとお読みしていたら「やすみ」さんなんですね。びっくりしました。

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人外サーカス 感想

今回は私好みの「人外サーカス」という題名と表紙のイラストに惹かれて、この小説を手にとってみました。サーカスの話?吸血鬼の話?どんな話なんだろうとわくわくして読み始めました。

 

でもなんか言葉遣い悪いし、結構グロい感じがちょっと嫌ですね。この先どうなっていくんでしょうか?このまま続くようだとちょっと不快ですね。

 

※以下、少しだけネタバレを含む感想です

 

ランディ。ランディは東洋人?日本人?ん?なんか、もしかしてそれってそういうこと?って思いながら読み進めていきました。私の読みは当たっていましたが、もうひとつの要素には気が付けませんでした。

 

っていうか徳さんって何者!?岡崎徳三郎さんってすごすぎでしょ!!違う小説に登場している人とか、そんな感じの雰囲気がしますね。どうなんでしょうか?彼はゲスト出演なんでしょうか?かなり気になる存在です。

 

描写が気持ち悪くて苦手

ちょっとグロイ表現が多くて、想像力を豊かにして読むと辛いですね。気持ち悪くなっちゃいました。そういう描写さらっと流した方がいいですね。そしてちょっと自分が思い描いていた物語と違いましたね。

 

人外さんがサーカスで、がんばって楽しく生きているよ的な小説か、または容赦なく人外さんである吸血鬼を狩ったり屠っていくお話かなと思っていましたが違いましたね。

 

吸血鬼メインのダークな世界を希望

もしくは吸血鬼たちメインでお話が進む、かっこいいダークな世界なのかなって思って期待していたんですけど違いましたね。表紙がそれっぽかったので余計に期待しちゃっていました。

 

そのために、懸命に吸血鬼の名前と外見と人となり(?吸血鬼なり?)を自分の頭にインプットしていきながら読んでいたんですけど、意味がなくて残念でした。