白洲梓

威風堂々悪女1巻 感想

威風堂々惡女 (集英社オレンジ文庫)

 

最近あんまり少女小説は読んでいなかったんですが、評判がよかったので「威風堂々惡女」という小説を手にとってみました。初めて読む作家さんです。おもしろかったです。当たりでした。この作者さん白洲梓さんの他の小説も読んでみようと思いました。

威風堂々悪女 感想

おもしろかったです。世界観に引き込まれて、あっという間に読み終えてしまいました。題材はよくある感じなんですが、なかなか他では見かけない切り口で、おもしろかったです。上手に物語が構成されていて大満足です。

 

続編とか出るんでしょうか?気になりますね。恋愛要素は薄かったですが、もともと恋愛系は苦手なので、私にはちょうどよかったです。そしてところどころ涙しながら読みました。本当に最近、涙腺が弱くて困っています(笑)

※以下、少しだけネタバレを含む感想です

 

女性がひどい目にあうのってやっぱり辛い。たとえ物語の中といえども辛い過ぎます。女性と子どもが安心して暮らせる世の中になるといいのになといつも思っています。

 

人ってどんだけでも残酷になれちゃうんですよね。そう思うと本当に心が張り裂けそうなほど苦しいです。皆がのほほんとのんびり楽しく暮らせる世界にはならないんでしょうか。

 

冒頭の感想

お話がおもしろそうな感じで進んでいきます。世界観に惹きこまれます。願わくば主人公が幸せになってくれますように。でもこの様子だと最後はどうなるんだろう。物語の続きが気になります。復讐劇なの?ちょっと思ってもみない展開でしたが楽しそうです。

 

悪女とは、忠臣とは

主人公が知識と知恵で後宮をのし上がるお話だと思っていたら、違う方向に進んでいてびっくりしました。冒頭以外での彼女視点がないのがちょっと残念でしたね。でも彼女の視点がないからこそ、おもしろかったのかもしれません。そうじゃないと恨みつらみとかで、ちょっと読むのが辛かったかもしれません。でもおもしろかったです。

 

広義のタイムスリップ(タイムリープ)物でしょうか。恋愛要素は薄かったですが、後読感がよく、今とても満足しています。彼女はその後、ちゃんと天下を簒奪できたのでしょうか?いや、ちゃんと支配者になって世の中を平和にしていって欲しいですね。その様子も今後描かれると、うれしいですね。期待しています。