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紅霞後宮物語9巻 感想

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紅霞後宮物語 第九幕 (富士見L文庫)

紅霞後宮物語8巻の予告どおり、今回の紅霞後宮物語9巻には巻頭に家計図、地図、お妃様順位表、登場人物一覧表が載っていてうれしいです。見やすいです。わかりやすいです。さらに欲を言えば、登場人物のイラストがあれば、より一層理解が深まりそうだなと思いました。

今までのおさらいと9巻以降の感想はこちらから
紅霞後宮物語1巻 感想
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紅霞後宮物語9巻 感想

表紙の美人さんたちも目の保養になるくらい美麗ですが、小玉以外の左右の2人が誰が誰だかわからない(笑)李真桂と紅燕だと思うんですけど、王太妃も捨てがたい。

※以下、少しだけネタバレを含む感想です

 

冒頭から切ないシーンかもしれない場面なのに、筋肉で笑わせてくれます。復卿(ふくけい)さんはこの時点ではもうお亡くなりになっているんですね。切ないです。過去編では元気にしているので余計に辛いですね。過去編での活躍を期待します。

 

かわいそうとは

「かわいそうに」って他人に適当に思われて言われるのって嫌だなというのがすごく伝わってきました。作者も女性である以上、いろいろ言われたりしているんだろうなって思っちゃいました。

 

私もいろいろ辛いなって思う時があります。世の中って勝手ですよね。私の人生丸ごとすべての面倒を見てくれるわけじゃないのに、その場その場で適当なことを言って、こっちを苦しめないでよ!!って感じですよね。

 

私は私なりにちゃんと生きてるんですよ!!ですよね。他人の何気ない余計なお節介で心がざわつくことって、しばしばありますよね。その呪いにも似た言葉にこちらは悩まされているのに、言った本人はそのことは忘れていたりしますよね。

 

まわりの心無い一言にふりまわされないようにしたいです。ということでそういう言葉にはいちいち悩まない、反応しないってことが自分の心を守るために必要なのかもしれませんね。

 

紅霞後宮物語10巻

そしてあの人!!物語としては憎しみを持って現れたら盛り上がりますが、権力の世界とは無縁に幸せに生きてもらいたいですね。今後また紅霞後宮物語がどのようになっていくのかとても楽しみです。

 

後宮の基盤が磐石のものになりそうですし、他国との駆け引きもありそうでし、今後もますます続きから目が離せません。紅霞後宮物語10巻も楽しみに待っています。

 

小玉が文林を私も物だ!!って自覚して手に入れようとする気持ちが芽生えたのがうれしいですね。たとえそれが純粋な恋愛感情じゃなくてもですね。今後の2人の関係にもますます目が離せません。

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