松岡圭祐

高校事変2巻 感想

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高校事変2 (角川文庫)

高校事変2巻です。冒頭から読みたくない事件で嫌な感じです。でも現実にある話なんだろうなと思うと辛いです。こういう物語は読んでいてとっても辛いです。「探偵の探偵」と似たような辛さを感じます。

今までのおさらいと3巻以降の感想はこちらから
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高校事変5巻 感想

高校事変2巻 感想

優莉結衣、彼女のまわりにいる大人なたちや高校生たちが冷酷だったり、ひどい人たちばっかりで、人間不信に陥っちゃいそうです。本当の世の中はこんなにひどいものじゃないですよね???と思いたいです。

 

※以下、少しだけネタバレを含む内容です

 

今回もあの事件のことをモチーフにしているんだよねという事件がありました。こういうのって小説の題材にしても大丈夫なものなんでしょうか?と勝手に心配になっちゃいました。

 

 

内容が辛い

高校事変1巻の時は不可抗力でまだ正当防衛を主張できそうですけど、今回は自らすすんでやっていて大丈夫なんだろうかと思っちゃいますね。一応、悪人限定なんでまぁって感じですけどね。頼もしくはあるんですが、爽快感はないですね。

 

 

警察

それにしても警察が無能すぎて大丈夫なんでしょうか?組織が巨大になると連係とかって難しいんでしょうね。っていうか彼女がすごすぎるんでしょうか?人間離れしすぎていますね。あと警察官ってあんなに冷たい人ばっかりなの?人を疑うお仕事でしょうけど、子どもには優しくしてあげてよって感じですね。

 

 

あの事件は宗教的なものではなく、あれが原因だったとは驚きましたが、こっちの理由の方がすごく納得できます。っていかあのハングレ集団がすごすぎるんですけど。何の団体?犯罪組織?

 

 

新キャラの登場

最後は新キャラさんの登場でしたね。彼女は味方、それとも敵?どうやらまだまだ物語は続きそうなので気になりますね。でももうちょっと残酷な描写や不快な表現が減ってくれるとうれしいです。

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